サラリーマンで節税は難しい

トーゴーサンピン

所得税負担のバランスに関し、トーゴーサンまたはトーゴーサンピン(10, 5, 3, 1)という言葉があります。

サラリーマン10、自営業者5、農業従事者3、国会議員1くらいの税負担割合になるような節税手段があるという意味です。

 

サラリーマンは経費計上などにより課税所得を減らすことが難しく、税負担が大きくなります。

一方、自営業者~国会議員はサラリーマンに比べて節税がしやすくなります。

 

現代のサラリーマンは江戸時代の農民より税率が高いということが分かりました。

一般的なサラリーマンは、所得税、住民税、社会保険料等が額面収入から源泉徴収されます。

社会保険料は税金と同様の力を持ち、建前こそ労使折半ですが会社側からすると人件費なので本来の給与から削ったものといえます。

 

これらを総合すると、実質的には合計50%程度が給料から差し引かれています

江戸時代の農民は四公六民(年貢が40%程度だった)と言われますので、現代のサラリーマンの方が税率は高いです。(現代は社会保障の充実等の恩恵はあります)

 

エリートサラリーマンは社会貢献している

累進課税制度に代表されるように、高所得のエリートサラリーマンに対して厳しい制度があります。

日本にこだわりがなければ、高所得のエリートサラリーマンは所得税が優遇されている国に流出するのではないかという

 

その一つをちきりん氏の本で「税金は所得の再分配政策であるから、高所得者から低所得者に直接お金を渡すと問題であるが、税金というフィルターを通して分配している」という趣旨の文を見ました。

日本で快適に過ごせるのは高所得者の社会貢献のおかげという面もあるのだな、と思いました。

 

サラリーマンの節税勉強

さて、サラリーマンは給料が上がっても税率も上がるため、手元に残るお金は劇的に増えることはありません。

「節税」を単純に考えると、所得を減らすことによって課税額を減らすことで実現可能です。

一番手軽なのはふるさと納税で、その他は医療費控除、保険料控除、住宅ローン減税、iDeCoなどがサラリーマンの節税選択肢に入ります。

 

医療費控除に使えるもの

医療費控除:年間所定の金額以上かかった医療費について控除を受けられます。

しかし、一定の要件を満たすと栄養ドリンクやビタミン剤、公的資格を持つあん摩、鍼灸、整体師などの施術、子供の歯の矯正、セラミック義歯、レーシック手術なども医療費控除に計上できます。

 

扶養控除

退職後、年金の受領開始前や低額な年金の親族を扶養家族にいれることで扶養控除が受けられるということを知りました。僕は両親を扶養に入れることを検討しています。

 

副業

サラリーマンが副業をして、プライベートカンパニーを起ちあげることも一つです。

しかし何らかの事業を行っていると認められなければならないハードルがあります。

事業として認められる一番手っ取り早い方法の一つが不動産賃貸業で、サラリーマンならば不動産取得のための融資は比較的簡単に受けられ、経費計上により所得を抑えられる可能性があります。

今のところ僕は不動産賃貸業には手を出すつもりはありませんので、フリーランスのエンジニアとしてクラウドソーシングで仕事受けるのが現実的かもしれません。

 

まとめ

税控除もそれぞれにハードルがあり、やはり日本のサラリーマンは節税が難しいということが分かりました。

特に健康な単身のサラリーマンでは医療費を家族で合算して計上できないため、おとなしく課税されるしかありません。