野村證券の特許は株主優待重視で銘柄を選べるかもしれない

2018年10月16日

ライフスタイルに合わせた銘柄選択

特許第6105991号

特許権者は野村證券株式会社です。

 

一部を引用します。

【請求項1】

株式銘柄に関する属性情報を記憶する第1の記憶手段と、

利用者に関する情報を取得する取得手段と、

前記利用者に関する情報に含まれる第1の単語を、類義語または派生語に展開し、第2の単語とする展開手段と、

前記利用者に関する情報に含まれる場所に関する単語から緯度・経度である第1の位置情報を算出する位置情報分析手段と、

前記第1の単語、前記第2の単語、および前記第1の位置情報に基づいて、前記第1の記憶手段に記憶されている前記属性情報とのマッチングを行い、マッチした前記株式銘柄を推薦する推薦手段と、

を備えることを特徴とする株式銘柄推薦装置。

 

本件特許発明は、個人投資家の利用者情報が登録されると、その利用者情報を基にデータ分析が行われます。

そして、例えば個人投資家の趣味、自宅と勤務先との間の店舗に関する銘柄が購入できる場合、推奨銘柄として提示することもできるようです。

この技術は個人投資家が自身のライフスタイルに合わせて株式銘柄を購入したいというニーズにはぴったりです。

特に株主優待等を目的に日本の個別銘柄を購入する方にとっては良いサービスです。

いくら株主優待が充実している会社でも、自分の住んでいる地域では株主優待の意味がない、というケースはたまにあります。(クーポンなどが配布されても生活圏内で使用できる店舗がない、等)

 

逆にキャピタルゲイン、インカムゲイン重視の投資方針だと、株式選定について自身のライフスタイルに沿うかどうかはあまり重要ではありませんので、本件特許の有効性は薄いでしょう。

野村證券に口座を持っていないので不明ですが、本件特許に関連するサービスが展開される(されている)かもしれません。

 

 

弁理士

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