特許事務所でマクロができる人は重宝されるのか?

※あくまで僕が経験した事務所の話であり、僕から見える範囲の話ですので偏っています

 

マクロが書けない

前職、その他知人の企業で働く一般事務職の方は、Excelのマクロ・VBスクリプトが書けるのが普通でした。

しかし、(僕が働く事務所の)特許事務職の方が誰もマクロを書けないと聞いてびっくりしました。

 

一般事務職よりは数字を扱う機会が少ないかもしれませんが、ルーティンとなるものはたくさんあります。

例えば、

顧客が情報を入力した書類Aからピックアップして書類Bを作成する、という作業を手入力で行う

書類Aと書類Bが同一の内容であるか、という確認作業を目視で行う

等、書類の内容は変われど枠が同じ作業が多々あります。

 

プログラムというかマクロ書けばいいですよね?と聞くと

「人間がやったほうが間違いが少ないから」と返されました。

 

理由には全く賛同できかねますが、平成最後になってもそういう現場があるのだな、と思いました。

 

例えば書類Aと書類Bが同一の内容であるか、という点についてハッシュ関数を通して比較まで一気にやるというような新人でも書けるプログラムを書きました。

UIとしては、ファイルをドラッグ&ドロップするだけで後は結果が表示されるように仕上げました。

 

しかし、「年配の方たちに使い方が分からないから」という理由で却下されました。

 

初歩のプログラムですらこんな感じなので、日本では仕事を減らすためのAIなど夢のまた夢のような気がしてきました。

雇用を(悪い意味で)守るということは、人件費を減らす技術を導入することの妨げになり得ます。

特許事務職の方は優秀な方ばかりなので、「こういうことができる」ということを知れば、簡単なマクロくらいは一週間で書けると思います。

こういうことができる→やってみよう→周りは知らない→重宝されるか拒否反応示されるか。

拒否されるときついですよね···

 

弁理士

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