これから生まれる子供が見る世界

2018年10月18日

日本の高齢化率の将来推計

内閣府が公開した高齢化推移と推計について資料を引用します。

 

(出典:内閣府 高齢社会白書

 

例えば2020年に生まれた子供が30歳に達した2050年には、65歳以上の方が37.7%という試算がなされています。(現在は全国平均で28%程度)

なお日本トップの高齢化率の秋田県では、既に3人に1人以上が高齢者(65歳以上)です。

 

子供が直面する問題

・結婚

2050年になっても65歳以上の高齢者と30歳の人が結婚するケースは極めて稀であると考えられますので、日本国内で配偶者を探すのは難しいかもしれません。

もちろん人口が少ないなりに若い世代のコミュニティで配偶者を探すことも可能ですが、普通の生活で出会う人の多くはかなり年上という状態になり得ます。

日本国内で外国人と結婚することも考えられますが、日本に住もうとする若い外国人が減少するとそれも難しくなります。逆に配偶者と住みやすい地域を探して国外に出て行く人が増えるかもしれません。

 

・社会負担

高齢者がさらに多くなることによる社会保障費等は増加し、僕の年代よりもさらに負担は重くなると見込まれます。

今現在でも現役世代(15~64歳)の約2人が1人の高齢者を支えています。

2050年には1.4人の現役世代が1人の高齢者を支える時代になると試算されています。

もはや高齢者と現役世代は相互扶助にならざるを得ないので、今の僕たちが高齢者になったときには引退できない可能性が高いです。

 

日本は恵まれた国だとは思いますが、これから子供を授かるということはそういった社会に送り出すということですので、かなりハードルが高いです。

ある程度の資産を築いて、一家で国外に出て行くという選択も増えるかもしれません。

(ただ日本はデフレが続いた結果、世界の経済主要国の中でも物価が安い国になってしまいました。)

 

世界の高齢化率

世界の高齢化率の推移を引用します。

(出所:内閣府 高齢社会白書

 

言うまでもありませんが、日本は世界一の高齢国に突入しています。

意外にも欧米諸国はこれからも高齢化率の伸びは緩やかで、新興諸国はこれからの高齢化率が急激に増加する見込みです。

シンガポールと韓国は先進国だと思っていますが、日本と同じくアジア型の急激な高齢化率の伸びが試算されているようです。

 

新興諸国もあと数十年すると欧米諸国の高齢化率を上回ると推計されています。経済が発展すると生活環境が改善されたり等して、寿命は延びる傾向にあります。

新興諸国の人口バランスもそのうち日本型になる(国も多い)と見込まれていることはあまり知られていません。