特許情報プラットフォームが更新!

みんなのお友達、特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)が更新されました。

J-PlatPatとは:弁理士や特許技術者の方にはお馴染みですが、先行技術調査などで公開文献を検索できるサイトです。

 

さて、主に変わったところは以下のようです。

  • タイムラグの改善(審査・審判経過情報の反映の迅速化)
  • 参照できる書類の範囲拡充
  • 中国語・韓国語の特許・実用新案文献が日本語で検索可能に
  • 権利が消滅した商標も検索可能に
  • 日英機械翻訳の改善

出所:特許庁のお知らせページ

 

審査・経過情報の反映は、特許クリアランス・IPランドスケープ等の経営戦略には重宝するものですね。

 

また、試していませんが中韓の文献が日本語で検索可能になったというのは大きいと思います。

中国では特許出願の増加が著しく、知る限りでは研究開発費も日本のそれよりも潤沢です(IT分野しか知りませんが)。

ですので昨今は中国の文献が先行技術として取り上げられる可能性が増えてきたわけですが、弁理士でも中国語をさらさら読める人は少ないと思います。

 

現状、審査官が中韓の文献をどうやって見つけているのか分かりませんが、J-PlatPatの機能が拡充したため、将来的に中韓の文献が増えることが予想されます。

(つまり、今回の機能改善は「J-PlatPat使えば日本語で先行技術調査できるでしょ」、というメッセージに見えます)

 

検索画面をざっと見た感じでは現代的なユーザインタフェースになっており(処理負荷は高くなる)、ゆとり弁理士には以前よりも見やすいです。

 

今回のアップデートにより、数年前に購入した特許調査のマニュアル本が役に立たなくなりそうですが、変化に対応することは必須です。

そういえば2019年の2月か3月あたりに特許庁のホームページも一気に更新されましたので、行政側も時代のニーズを反映していくのかな、と思います。

 

弁理士

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