弁理士の日記念ブログ企画『知財業界での初体験』

↑弁理士が共通のお題でブログ記事を書く、という企画にゆとり弁理士も便乗します。

リンク先のドクガク様の呼びかけによるものです。

2019年のお題は「知財業界での初体験」ですね。

 

初めての案件

ゆとり弁理士は、特許事務所に転職する前はIT企業でエンジニアとして働いていました。

そのためシステム・プログラムの特許を中心に担当するよね?

 

 

・・・と、思っていた時期が僕にもありました。

ところが全く専門外の化学の特許が初めての案件に。なんでやねん。

幸い資料や論文はあったのでなんとなく理解はできましたが、専門外だと背景技術を一気に理解するのが大変ですね。

「専門外でもどんどん来るのかー、弁理士ってすごいな」と思いましたがそこまでぶっ飛んだのはこの案件だけでした。

 

初めての特許査定

特許出願をしても特許になるまでに時間がかかるので、初めて特許査定が出た案件は先輩から引き継いだものでした。

拒絶理由への応答をうんうん唸りながら意見書と補正書を書いた良い思い出。

引き継いだ案件って理解するのに時間がかかりますよね。

発明者と前任の弁理士の間では色々打ち合わせや資料の共有が済んでいるのですが、後任はその資料をもらえないこともあります。

しかもこれも専門外の分野でした(笑)

なんとか応答一回で特許査定が出て胸をなで下ろしました。

 

初めての審査官とのコンタクト

特許事務所に入るまで、弁理士試験の知識が私の全てでした。

なので拒絶理由に対し、面接で応答案を事前に確認してもらうことができるとは思っていませんでした。(実務上の措置?)

先輩弁理士からそのことを聞いてビクビクしながら特許庁に電話したことを覚えています。

「他の出願人との公平もありますので・・・」等と断られるんじゃないかと思っていましたが、

審査官は「いいですよ」とすんなり応答してくれました。

 

意思疎通ができずにまたOAを受けるのは両者にとって迂遠だという理由でしょうけど。

とはいえ、事前に確認してもらうことなど数えるくらいしかありません。

我々代理人の手数料が嵩みますからクライアントは避けますし、頻繁に面接をやると審査官に名前を覚えられる可能性があるからです(笑)

最近はIT関連の発明について発明該当性(29条1項柱書)をよく受けます。

明確性や発明該当性の補正であれば実質的なところはほぼ変更ありませんので、事前に確認してもらえやすいのかと思います。

 

しかし発明該当性は「なぜこの記載でダメなのか」と正直思うときがありますけど私の経験不足なのでしょうね。

 

特許事務所の仕事は全てが初体験ですがなんとかこなしてます。

ゆとり弁理士、優秀なので( ・`ω・´)キリッ

 

弁理士

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