通貨選択型投信は怖い商品だと思う

分配型投信などで、たまに通貨選択型の投資信託があります。

数年前に多かったのですが今では下火になっていますが、忘れた頃にこっそり出てくるかもしれません。

価格変動リスク

投資対象資産の値上がり、利子、配当による価格変動です。

高分配型の投資信託などは、より期待リターンが高いもの(新興国債券やREIT等)を選択する傾向があります。

価格変動の大きさについては自分の許容範囲内かどうかチェックする必要があります。

通常の株式、債券投資をしている方ならばお馴染みですね。

 

金利変動リスク

為替ヘッジプレミアム(金利差の収益)です。

投資対象資産の通貨の金利 対 ヘッジ対象通貨の金利

金利は日々変動しているため、これらの金利差変動にともなって、金利差損益となります。

 

ヘッジ対象通貨の金利 – 投資対象資産通貨の金利 = X

Xがマイナスであれば損失が発生

また、政治情勢が不安定な国の通貨や為替取引に規制のある通貨の場合、2通貨間の金利差の理論値と実勢値に乖離が起こる可能性もあります。

 

為替レート変動リスク

金利同様、為替レートも日々変動します。

分配金または投資信託の売却により、円に換えて受けとることになります。

購入時点の為替レートよりも円に換える時点のレートが円安であれば為替差益、円高であれば為替差損が発生します。

 

為替レート変動リスクは外貨預金などにもあります。

また海外株式に対する投資でも円高・円安問題はつきものです。

 

まとめ

通貨選択型の投資信託は、通常の投資信託よりもリスクが増加します。

すなわち、値上がりする可能性もあり得ますが、リターンを損失で打ち消してしまう可能性もあります。

 

上記のように通貨選択型の投資信託は複雑ですので、手を出さないほうが無難です。

為替リスクを取らないのであればやはり自国通貨での投資(国内株式など)になりますが、投資対象が自国に偏るおそれがあります。