バランス型ファンドのメリット、デメリット

バランス型ファンドのメリット

リバランスが自動

株式や債券等のリスク資産は時間の経過によって、いつの間にか株式が大きく値上がりしていた、ということはよくあります。

 

バランス型ファンドは、例えば株式50%、債券50%のような比率が崩れないように調整(リバランス)が自動で行われます。

このリバランスがバランス型ファンドの一番のメリットです。

 

リバランスは大して難しくありませんが、リバランスのことを気にしたり勉強しなくてもよいという点で時間的なメリットがあります。

 

ポートフォリオをお任せできる

バランス型ファンドは様々な投資対象を組み合わせてポートフォリオが構成されています。

ポートフォリオを構成するにあたり、リスク資産(株式/債券/REIT)、投資国(先進国/日本/新興国)、その配分比率などを考える必要があります。

しかし、ポートフォリオを構成するために勉強していると、投資を始めるまでの時間が長くなって機会損失に繋がる可能性もあります。

そこで、バランス型ファンドは用意されたポートフォリオを選ぶだけでいいというメリットを提供しています。

 

バランス型ファンドのデメリット

比率の固定化

バランス型ファンドはポートフォリオを維持しますので、リスクも基本的には一定になります。

投資は、投資家自身が高齢になるほど債券比率を高める等によってリスク幅を減少させることがセオリー(教科書的)とされています。

当初のバランスを維持するバランス型ファンドは、投資家のライフプランが変わったときに柔軟なリスク調整ができない可能性があります。

 

投資家の年齢(資産形成目標年)に応じて投資対象の配分比率を変化させるバランス型ファンドもありますが、やや高めの手数料になりがちです。

 

コストが高くなる可能性がある

バランス型ファンドは様々な投資対象を組み合わせたものであるため、幕の内弁当のような状態になっています。

各投資対象を同じ配分比率で個別に買うと、信託報酬が安く抑えられる傾向にあります。

もっとも、eMAXIS Slimのバランス型ファンドのように、個別に買うよりも信託報酬が安いという例外はあります。

 

バランス型ファンドは初心者向け?

バランス型ファンドは、著名なFPである横山光昭氏が著書:『はじめての人のための3000円投資生活』の中で勧めています。

同書の要点は①ネット証券口座を開設し、②バランス型の投資信託を購入するというものです。

 

横山氏がネットに寄稿している家計診断記事を見ると、よくiDecoやNISA枠の活用を紹介しています。

また、家計診断の支出を見るとマネーリテラシーが高いとは言えない方も多いです。

 

このように多くの日本人は投資/お金の話に疎いので、証券口座を開設しただけでも相当なハードルを超えています。

そのような方たちが息切れしないためにバランス型ファンドを勧めているのだと思います。

 

投資の勉強に割く時間を別のことに割り当てたい人にとって、バランス型ファンドは選択肢の一つになると思います。

 

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